内科

内科は、高血圧や糖尿病、高脂血症など成人病疾患や感冒などの感染症、腹痛などの消化器疾患等一般内科を診断、加療しています。重症時は近畿大学病院や市立堺病院、阪堺病院など近隣の医療機関と連携をとっておりその都度、CT や MRI などの検査予約が可能であり、必要に応じご紹介させていただきます。

あまり知られていない病気をとりあげ、その症状や治療法を紹介いたします。

風邪?マイコプラズマや百日咳かも

当院には、風邪で来院される患者様がたくさんおられます。

『風邪だ、そのうち治るだろう』と思って、放置しておいてはいけません。中には、長引く微熱や咳が止まらない患者様もおられます。そんな時は、マイコプラズマ肺炎かもしれません。またRSウイルスなど聞きなれないものも流行っています。成人の百日咳も流行っているようです。初期の治療で改善しないと、こういったウイルスが原因かも…?

当院では同じ風邪だからと言って同じ薬は出しません。症状にあった薬、その臓器に移行性がよい抗生物質(いらない場合もあります)を選定して処方します。発熱しておられる方は解熱剤の注射、そして、脱水ぎみの方、疲労のあまり食事のとれない方は点滴治療を行います。

風邪の方、寝ているだけでは治りませんよ。ご来院お待ちしております。

冷え性

寒さの厳しい冬、困るのが冷え性の人です。僕も最近、手足が冷えやすくなってしまいました。まあ、少し使い捨てカイロで温めれば、軽快します。しかし、なかなか改善しないという人もたくさんおられます。

成人病がないのに、冷え性がきつくなった方はホルモンの低下が原因かもしれません。もちろん血液データーにはでないくらいのホルモン低下です。こんな場合は漢方薬の出番です。症状にあわせて(ほてりがあったり、悪寒がしたりなど)当院では漢方薬を処方します。また、漢方が苦手な方は、ビタミン剤なんかも効果がありますので、是非、ご来院のうえ、ご相談ください。お待ちしております。

咳喘息

風邪の季節も終わり、インフルエンザも下火。しかしどうも咳が続く。内科へ行ったのに咳止めだけ処方されて治らない。そんな方おられませんか?それは咳喘息かもしれませんよ。普段は特に大丈夫なのに、寝ていたり、電話でしゃべったりすると咳き込むなどの症状がある方は要注意です。気管支の痙攣で起こる咳喘息・・・原因は充分にわかっていませんが、気管支拡張の吸入剤が有効です。当院ではアレルギー性気管支炎と鑑別したり、胸部のレントゲン検査を併用して診断し、治療しております。咳でお困りの方、どうぞご来院ください。

アルコール性肝機能障害

年末年始になると飲酒する機会が増えますね。飲み過ぎると二日酔いで大変しんどくなります。これは肝臓で代謝可能なアルコール量を超えた場合に身体のあちらこちらに処理できないアルコールがたまり、身体に悪影響を及ぼすのです。これが重なるとアルコール性肝機能障害となります。γ―GPTやGOT,GPTなどが上昇している方、要注意ですよ。適度な量をまもり、休肝日を作りましょう。また脂肪肝の人も充分注意してください。おかしいなと思われる方、どうぞご来院ください。

成人病

当院では高血圧、高コレステロール血症、糖尿病などの成人病に力をいれております。できる限り投薬を少なくし、食事療法や運動の推進など生活状態の改善による治療を主にとりくんでおります。スタッフによる生活指導や食事における注意点をまとめた小冊子をお配りしております。成人病を検診などで指摘され、特に症状もないので放置なさってる方も多いと思います。この機会にどうぞご相談ください。

禁煙指導

生活習慣病を改善するには、食事とともに大切なのは禁煙です。
喫煙は呼吸機能を低下させるのはもちろんですが、良いコレステロールを減らします。

当院は、禁煙指導施設に認定され、医療保険での禁煙治療を行っております。内服にて禁煙治療可能なバレニクリン(商品名 チャンピックス)を処方いたします。 これまでの貼布剤による治療に比べ皮膚症状の副作用が少なく、より禁煙率の向上がみられます。 最初は、少量のバレニクリン内服から開始し、徐々に増量し、1週間をめどに禁煙を開始し、12週間1クールで治療を行います。最初はめまいや吐き気などの軽い副作用がでることもありますが、徐々に薬に慣れていただきますし、徐々に禁煙するので、それほどつらいことはないです。診察内容の概略、価格、薬の内容は下記のとおりです。詳しくは診察にてお話いたします。

禁煙指導に関する概要

(注意)副作用のためバレニクリンを内服しての車の運転は危険ですのでお止めください。

初診の方の受付曜日・時間
診察時間内ならいつでも可能です。
受付時間
月・火・水・金・土・・・8:30〜11:30
月・火・水・金   ・・16:30〜19:00
診療の担当
医師 池上 雅久
受診の時期と治療内容
受診時期 治療内容
治療前の問診・診療 禁煙治療のための条件の確認
初回診療 (1) 診察
(2) 呼気一酸化炭素濃度の測定
(3) 禁煙実行、継続に向けてのアドバイス
(4) 禁煙補助薬の処方
再診1(2週間後)
再診2(4週間後)
再診3(8週間後)
再診4(12週間後)
費用
おおよその概算です。診療内容によって多少異なります。
  ニコチンパッチの場合 バレニクリンの場合
  費用 自己負担額
(3割負担として)
費用 自己負担額
(3割負担として)
初診料+再診料 7,620円 2,286円 10,080円 3,024円
ニコチン依存症管理料 9,620円 2,886円 9,620円 2,886円
院外処方せん料 2,040円 612円 4,080円 1,224円
禁煙補助薬 20,730円 6,219円 37,660円 11,298円
40,010円 12,003円 61,440円 18,432円
禁煙の薬
ニコチンパッチ ニコチンガム バレニクリン
  • 健康保険が使えます。
  • ニコチンを皮膚から吸収させる貼り薬です。
  • 毎日1枚皮膚に貼り、離脱症状を抑制します。
  • 禁煙開始日から使用し、8週間の使用期間を目安に貼り薬のサイズが大きいものから小さいものに切り替えて使用します。
  • 薬局薬店で購入します。
  • 口の中の粘膜からニコチンをきゅうしゅうさせるガム製剤です。
  • 煙草を吸いたくなった時に、1回1個をゆっくり間をおきながらかみ離脱症状を抑制します。
  • 禁煙開始日から使用し、12週間の使用期間を目安に使用個数を減らしていきます。
  • 健康保険が使えます。
  • ニコチンを含まない飲み薬です。
  • 禁煙時の離脱症状だけでなく、禁煙による満足感も抑制します。
  • 禁煙を開始する1週間前から飲み始め、12週間服用します。

現在飲んでいるお薬がある方は必ず処方箋をご持参ください。

問診票(Adobe Acrobat)
 

夏バテ

暑い季節になると、夏バテの人が増加します。

  • 食欲がない
  • 胃腸の調子が悪い
  • 下痢をする
  • 体重が落ちる
  • 頭が痛い
  • めまいがする
など、こんな症状は病気とはいえないけれど、つらいものです。

原因として、

  • 冷房のあたりすぎによる体温の調節不良
  • 発汗によるビタミンやミネラルの消耗
  • 食欲減退による栄養不足
  • 冷たい飲み物のとりすぎによる消化機能の低下
  • 暑さによる睡眠不足などによって体力が著しく消耗された
といったことが考えられます。
とくに、暑い室外と冷房で冷えた室内を行き来することで、自律神経のバランスが崩れ、体温調節機能が低下し、だるさや頭痛、めまいや手足の冷えなどが起こりやすくなります。
当院では漢方薬やビタミン、また整体などで体調を整え、夏バテ防止につとめています。
 

機能性胃腸症

「胃がムカムカする」「胃がもたれる」「胃が痛い」などは、ありませんか?日本人は、胃の不調を訴える人が多い国民であり、4人に1人が胃の不調に悩んでいるといわれます。

検査では異常がみられないのに、胃もたれ感、むかつき、膨満感、胃の痛みなどの症状が続く場合、「機能性胃腸症」が疑われます。機能性胃腸症の原因としては、胃の動きが緩慢になっている、胃が過分になっているなどが考えられます。
また、胸焼けなどの症状が続く場合は、「胃食道逆流症」が疑われます。原因には、胃酸の出過ぎや逆流を防止するはたらきが悪くなっていることが考えられます。

胃の健康度セルフチェック

  • □1. 吐き気や胃がムカムカする
  • □2. 胃のあたりが膨れるなどの腹部膨満感がある
  • □3. 胃もたれ感がある
  • □4. 食欲がない
  • □5. 少し食べただけで、すぐお腹がいっぱいになる
  • □6. 胸焼けがする
  • □7. 酸っぱいものがこみあげてくる感じがする
  • □8. 上記の症状がストレス負荷時に増強する
多くの項目が当てはまる場合や症状が続く場合は、ぜひ受診してください。
 

漢方治療

当院では積極的に漢方薬治療もとりいれております。
特に下記の症状には効果があります。

  • 風邪(特に引き始め)や鼻風邪 葛根湯
  • 長引く咳やアレルギー性鼻炎  小青竜湯
  • 風邪の後遺症や疲労時 補中益気湯
  • 咳、悪寒、風邪 麻黄附子細辛湯
  • 気管支炎、喘息  麦門冬湯
  • 前立腺肥大症や疲労時、坐骨神経痛 八味地黄丸
  • 頻尿、排尿困難 牛車腎気丸
  • 尿路結石症や浮腫、膀胱炎 猪令湯
  • ED、高血圧、神経症 柴胡加竜骨牡蛎湯
  • 更年期症状、貧血症状、倦怠感 当帰芍薬散
  • 肥満 むくみ 防風通聖散
  • 神経症や不眠 抑肝散
  • 蕁麻疹、湿疹 十味敗毒湯
などを中心に処方しております。
漢方薬の処方は保険が適応されます。保険証をお忘れなく。

ノロウイルス、ロタウイルスによる感染性胃腸炎

いまひとつ、インフルエンザに隠れて目立ちませんが、秋〜冬になると、下痢や腹痛を引き起こすノロウイルスやロタウイルスがはやります。2010年末から毎年のように流行しているノロウイルスなどの感染性胃腸炎、今もまだ衰える様子はありません。毎日のように下痢、腹痛、嘔吐の方が来院されております。症状のひどい場合は、整腸剤を購入しても、内服できなかったり、吐いたり、なかなか改善せず、大変ですね。

当院ではまず、点滴をして吐き気を止めて、体力を回復させます。(重症度によって1日か2日間か異なります)。そうすれば、内服薬を飲んでもらっても、それによって誘発される嘔吐をふせぐことができるからです。吐き気が改善すれば、なんとか整腸剤も効果を発揮するので約3日か4日で症状を軽減することができます。下痢や吐き気、お腹の調子の悪い方、是非、ご来院お待ちしております。

しかしながら、なによりも予防が大切です。手洗いとうがいはしっかりしましょう。

手洗い前のチェック 時計、指輪、つけ爪などを外していますか?

手のひらを合わせてこする手の甲をよくのばして洗う
 
指先・ツメの間をよくこする指の間をよく洗う
 
親指をねじり洗いする手首も忘れずに洗う
 
些細な症状

当院では少し気になる身体の症状に対して『どこも悪くないよ、気のせいだよ』ではすませません。充分に検査をして、症状を聞き、患者様が納得するよう、治療あるいは専門医への紹介を行います。

少し気になる症状とは

  1. 身体がなんともいえずだるい、食欲がない、などの漠然とした症状
    これは血液検査で異常がなければ、更年期や栄養バランスのくずれやうつの可能性があります。当院では投薬による更年期治療や漢方薬や整体などの東洋医学的治療、またはうつの専門医への紹介などで対処いたします。
  2. 下腹部の違和感や熱っぽい感じ、あるいは尿の回数が多い
    これは慢性前立腺炎や女性なら慢性膀胱炎の可能性があります。また婦人科領域も考慮する必要があるでしょう。詳しくは泌尿器科の項を参照にしてください。
  3. 特に湿疹などないが、身体のあちらこちらがかゆい
    乾燥肌によるかゆみが考えられますが、肝臓や腎臓を悪くしている可能性もあります。血液検査も考慮して治療いたします。
  4. 腰が痛いが、医者に行ってもどこも悪くないと言われた
    腰椎の変形や神経痛の可能性があります。ビタミン補充や漢方薬治療、さらには整体による治療を行います。
  5. なんとなくふらついたり、頭痛がする
    頚椎のいがみや肩こり、あるいは血圧の変動が原因かもしれません。内科的アプローチと整形外科的アプローチで診断し、それに対応した治療をいたします。

その他、医者に行くほどでもないと思われている症状の中に大病が隠されているかもしれません。遠慮なくご来院ください。よろしくお願い申し上げます。